(測定事例File015)  A特性音圧(騒音)レベルとZ(平坦)特性音圧レベルの違いA(車両走行音)
●測定目的
     サウンドレベルメータ(騒音計)のA特性とZ特性音圧レベルでの収録データをオクターブバ
    ンド分析(直近での大型車両走行時)し、周波数毎推移の比較を行う。

  (参考)Z(平坦)特性とは、大雑把に説明すると聴感補正をしていない原音のことである。
      一方、A特性音圧レベルとは、多くの人間の聴感覚に合うように聴感補正(1kHz〜
      5kHzの周波数)された音であり、騒音レベルと同義である。

      A特性音圧(騒音)レベルとZ(平坦)特性音圧レベルの違い@(波形変化、時間率音圧レベル、等価音圧レベルでの比較)

●使用機器
    精密騒音計(リオン:NA-27) データレコーダ(リオン:DA-20) 分析ソフト(リオン:DA-20PA1)

●測定方法
    事務所外(府道)の車両走行音をNA-27(精密騒音計)のAC出力をMAIN(A特性)とSUB(Z特性)
   に2分してデータレコーダDA-20に収録し、分析を行った。

●測定場所
    事務所敷地と府道202号線との官民境界

●測定日時及び天候
    平成21年10月1日(木)10:00〜10:20
    天候:晴れ  温度: 30.0℃  湿度: 40%
    風速:無風〜約2m/s

●分析結果(1/1オクターブバンド分析)
    Z(平坦)特性音圧レベルの方がA特性音圧(騒音)レベルより、分析範囲でピーク値で約15dB高く
   なった。63Hz帯での音圧レベルが影響しているのが分かる。
    概して環境騒音では、低音域(風、大型車音、タイヤ音)の音があるため、Z(平坦)特性音圧レベル
   が大きくなる。低周波音成分が多い施設付近では更にZ特性≫A特性となる。
    この特性を利用して周波数分析器のないサウンドレベルメータでもZ特性とA特性の切替えにより簡易的
   に低音域成分の推定が可能である。

   A特性音圧(騒音)レベル

  

   Z(平坦)特性音圧レベル
  

   波形記録(分析範囲)
      
●測定風景
 
                          使用機材(精密騒音計)



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