(測定事例File018)       振動レベル計と汎用振動計の違い(300秒の演算結果)
●測定目的
    
振動レベル計と汎用振動計での測定結果を比較する(300秒の演算結果にて)

   (参考) 
    ●振動レベル計とは
      公害による振動や作業環境における振動を測定するための計測器で、人が感じる振動の強さを
      測定することが目的であり、振動加速度レベル及び、周波数補正を加えた振動レベルの2種類が
      測定できます。又、周波数範囲も人が感知できる1〜80Hzを(計量法及びJIS)対象としています(
      内部的には125Hz位までは測定しているが、周波数補正をすることにより数値上は影響しない)。
    ●汎用振動計とは
      設備診断や固有・卓越振動数、固体伝播音(振動)を測定するための測定器で、人の感覚とは無関
      係です。加速度・速度・変位の測定ができ、周波数範囲も1〜20kHzと広い範囲を対象としています
      (機種・ピックアップ、測定項目により異なる)。
      ※固体伝播音(可聴域20〜20kHz)

●使用機器
    振動レベル計(リオン:VM-52) 汎用振動計(IMV:VM-1970) 分析ソフト(リオン:DA-20PA1)

●測定方法
    事務所の床(タイル)に振動レベル計と汎用振動計のピックアップを設置し、Z方向・振動加速度レベル
    をデータレコーダに同時収録し、分析を行った。

●測定場所
    事務所1階玄関

●測定結果
    振動加速度レベル(周波数補正なし)は、やや汎用振動計の方が高値であり、振動レベル(周波数補正
    あり)はほぼ同等の数値であった。
    汎用振動計の方が周波数範囲が広いため、高い周波数での振動が発生していれば汎用振動計の方が
    高くなる傾向となる。今回の測定では、振動加速度レベルは、やや汎用振動計の方が高値であることから、
    高い周波数(80Hz以上)が多少発生していることが分かる。


測定結果


@振動加速度レベル(周波数補正なし)
                                                        (単位:dBz)
測定器 振動加速度レベル
時間率レベル パワー平均
L10 L50 L90 Leq
振動レベル計 61 57 52 58.2
汎用振動計 62 59 54 60.0
※評価対象:300秒
    
      振動レベル計
        
      汎用振動計
      

A振動レベル(周波数補正あり)
                                                         (単位:dBz)
測定器 振動レベル
時間率レベル パワー平均
L10 L50 L90 Leq
振動レベル計 43 39 35 40.0
汎用振動計 42 39 34 40.2
※評価対象:300秒

      振動レベル計

     
      汎用振動計
     



●測定風景

                  
                               使用機材


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