(測定事例File061)         浴室(2階)入浴時の階下での騒音レベル測定

●測定内容
    木造一戸建住宅(2階に浴室)での入浴時の階下での騒音レベルを測定した。
    
※間取り:1階(事務所、トイレ)、2階(居室、浴室、台所)

●使用機器
    精密騒音計(リオン:NA-28

●測定条件
    ・測定時間:夜間22時00分〜22時30分
    ・測定場所:1階事務所(浴室の直下)
    ・測定状況:1階は無人(音源は特になし)、2階は生活音(室内移動、テレビ、台所水洗い等)の発生あり

●測定状況
 
   浴槽への入湯及び、入浴時での一連の動作(洗髪、 洗身体、 浴槽への出入り)を行い、
    入浴騒音を発生。 お湯は常に出した状態。

●測定結果
    2階での生活音は台所の水洗音や落下音を除くと25dBA以下であった。
    入浴時は60dBA近い音が発生(階下に住人がいたら苦情が出る可能性が大きい)。

●結論
    2階以上に風呂等の騒音源がある場合は、階下での騒音発生があるため、居住者がいる場合、
    深夜の入浴や騒音の発生する行為(台所での調理作業や洗濯など)はしない方が良い

●考察
    アパートやマンション等は上下階に吸音材や遮音を考慮した設計となっているため、ここまで
    大きな階下騒音にはならないと思うが、深夜等での生活音の近隣への考慮はすべきである。


    
●分析結果

     @入浴時騒音レベル測定結果(A特性音圧レベル)
    
                              
     A1/1oct(オクターブバンド)分析推移
       ・A特性音圧レベルと16〜250Hz
       
        → グラフに示すようにA特性音圧(騒音)レベルとの関係は125Hz以下では低い。

       ・A特性音圧レベルと500〜8kHz
      
        → グラフに示すようにA特性音圧(騒音)レベルとの関係は500〜8kHzでは高い。

     BA特性音圧レベルと各周波数との相関について
       A表の190秒から210秒までの20秒について相関及び相関係数を求めた。
       以下に示すように250Hz以上で正の高い相関があった。
       目的が単純にA特性音圧レベルと各周波数との関係を見るために簡易な相関分析
       しか求めていない。

            A特性音圧レベルと各周波数の相関係数 

周波数(Hz)

r値

16

0.04

31.5

0.07

63

0.15

125

0.48

250

0.89

500

0.96

1k

0.97

2k

0.97

4k

0.95

8k

0.95







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