(測定事例File073)            クリーンディーゼル車の音について

●測定目的
   クリーンディーゼル車のアイドリングと空吹時の騒音状況及び、1/1オクターブ周波数分析での
   卓越周波数を求める。

●測定対象
   対象車両:クリーンディーゼル車

●使用機器
   
普通騒音計(リオン:NL-06)  データレコーダ(リオン:DA-20)
   分析ソフト(リオン:DA-20PA1)

●測定項目
   ・A特性音圧(騒音)レベル
   ・Z(平坦)特性(1/1オクターブ周波数分析

●測定条件
   測定場所:屋外
   測定位置:@前部(エンジン側)1m(h=1.2m)
          A後部(排気管側斜め後)1m(h=1.2m)
          B車内(助手席耳朶位)
   測定状況:エンジン停止→エンジン始動→アイドリング→空吹し(約2000rpm)→エンジン停止
       
                      測定位置図


●測定結果 
                            A特性音圧(騒音)レベル              (単位:dBA)
 測定位置 エンジン停止 エンジン始動 アイドリング 空吹し
(約2000rpm)
@前部 50 70 60 69
A後部 50 60 53 62
B車内
(助手席耳朶位)
28 55 43 58
※ETC音声:70dBA(車内)

                           卓越周波数及び音圧レベル     (卓越周波数/音圧レベル)
 測定位置 エンジン停止 エンジン始動 アイドリング 空吹し
(約2000rpm)
@前部 63Hz/57dB 1kHz/65dB 31.5Hz/70dB 63Hz/74dB
A後部 31.5Hz/52dB 31.5Hz/80dB 31.5Hz/70dB 31.5Hz/65dB
B車内
(助手席耳朶位)
31.5Hz/50dB 31.5Hz/80dB 31.5Hz/72dB 63Hz/80dB
※ETC音声:1kHz、68dB(車内)


   
              
@前部 1/1オクターブ周波数分析

   
              A後部 1/1オクターブ周波数分析

   
           B車内(助手席) 1/1オクターブ周波数分析

雑感
    エンジンが冷えている状態で測定したので、前部(エンジン)では、ガソリン車と違う
   カラカラ音が多少あるが、温まると小さくなる。車内ではガソリン車とは異質の音であるが、
   アイドリング時43dBAと静かであり、走行すればエンジン音は特に気にならなかった。
    音質については、アイドリング時では評価が分かれると感じた、車好きの人や運転手
   は好意的に取るだろうが、車に興味のない人や駐車場では異質な音として感じるかも
   知れない。

     
●測定風景

                        
                            測定風景
        


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