音源探査・騒音源探査

当社では、騒音の特性により音源探査の方法を下表に示すとおり2つ提案している。

探査方法
音響インテンシティ(離散点法)
騒音の
特性
・近づけない音源
・衝撃音又は起動(停止時)などに変化のある音源
・定常音であること
・機器等から発生する音源の位置確認
使用する
機器
・騒音計複数
・データレコーダー
・解析ソフト
・音響インテンシティメーター
・トラバースシステム
概要
・音速及び幾何減衰を用いて、測定結果を解析
 して音源を特定する。
・音源に特徴(波形・周波数等)があればなお探
 査しやすい。
・対向するペアマイクロホンにより音をベクトルとして
 捉える。
・対象音源面をメッシュで区切り、ペアマイクロホンを
 水平及び垂直に平行移動させて音の大きさ、方向
 を解析して探査を行い、音源の可視化が行える。
長所
・騒音に特徴があれば精度が上がる
・波形、周波数、実音再生などで検証しやすい。
・特定計量器を使用しているため第3者証明とし
 て計量証明書を資料として添付可能。
・音源の可視化が行えることから、騒音対策がしやす
 くなる。
・聴感や視覚の錯覚がない。
・階上や隣室など、見えない部分の音源がわかる。
・計量証明書の発行が可能な場合もある。
短所
・暗騒音が大きい地点や音源が複数の場合、特
 定が難しい。
・騒音計の同時記録が前提となるので、ケーブル
 の敷設が必要であり、人や車両の通行がある
 場所では出来ない。
・極端に暗騒音が大きい地点や反射が大きい場所で
 は精度が落ちる。
・定常音以外では探査に時間がかかる。
・測定器が高価なため、測定料金も割高になる。
・トラバース可能な場所が必要。
計測根拠
・JIS Z 8731:1999 環境騒音の表示・測定方法
・音速の公式及び幾何減衰との組み合わせであ
 る。
・JIS Z 8736-1:1999 第1部:離散点による測定
探査例
・隣接する建物からの騒音寄与
・擬似音源の実験(2種類)
・階上及び隣室での音源(2種類)
・特定工場での暗騒音の探査
応用例
・隣接する振源からの振動寄与
写真

騒音幾何減衰図

音源探査例