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株式会社 環境工房は、騒音、振動、低周波音調査の計量証明事業所です。

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音・振動アーカイブ

NO.090 地震の振動レベルと低周波音

  ●測定状況
 京都市内にて、騒音、振動、低周波音測定中に偶然、地震が発生したため記録された。
 ○地震情報(Webの地震情報から引用)
  発生時刻 : 平成25年5月20日 23:38頃
  震源地  : 滋賀県南部
  最大震度 : 震度3
  震源情報 : マグニチュード3.7 深さ約10km
  測定場所 : 震度2(京都市)

●使用機器
 振動レベル計(リオン:VM-52) 低周波音計(リオン:NA-18A) 
 データレコーダ(リオン:DA-20) 分析ソフト(リオン:DA-20PA1)

●分析結果
 振動レベルは63.6dBz。低周波音のG特性値は81.3dBであり、平坦特性は4Hzから8Hzの周波数で約80dBであった。
 低周波音の周波数毎のピークに達する時間は、12.5Hzと16Hzが低周波音レベルの大きい4Hzから8Hzよりも約2秒早かった。

 同じデータレコーダで振動加速度(周波数重み付けなし)と低周波音を収録していたならば、振動と低周波音の伝達速度と周波数の関係、伝播媒体の関係なども少しはわかったかも知れないが、残念ながらわからない。

 ○振動レベル 最大63.6dBz(振動レベルは、鉛直特性補正されているため)
 ○低周波音(G特性) 最大81.3dB
○平坦特性(1〜8Hz) 4〜8Hzが高く約80dBであった。
 ○平坦特性(10〜80Hz) 12.5Hzと16Hzは4〜8Hzよりも約2秒早く反応していた。



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